カニエ・ウェストのよみがえり(2012年、夏)。

え、一度も去っていなかったって? 一度も死んでいなかったって?

He’s back like he ain’t NEVER left!

夕飯にひさしぶりにタイ料理を食べながら、iPhoneでネットサーフィン(のようなもの)をしていたら、カニエ・ウェストの2012 BEST AWARDSパフォーマンス映像を見つけた。 「これは早く家へ帰って観なければ」と。 ってことで、さっき家に着いたところなのだが、帰路のクルマの中で、ひさしぶりにカニエの名盤『Late Registration』を聴いていた。 もうテンション、バリ上がり。 7年前に僕が洋楽アルバム対訳の駆け出しだった頃、初めてカニエのアルバム『Late Registration』の対訳をさせてもらった。 その頃、ブログもやっていて先行シングル「Diamonds from Sierra Leone」の解説も書いた。 (後にそのブログは全て消去した。) 下敷きになったシャーリー・ベッシーの曲と、話題となっているシエラレオネの黒人奴隷によるダイアモンド採掘を意味する”血のダイア(ブラッド・ダイアモンド)”についても詳細に渡る解説を書いた。 それが基盤(もと)になり、対訳もさせていただいて、僕の名前が少しは(ありがたいことに)知れ渡った。

その7年後、いま。

2Chainz, Pusha T, Big Sean、そしてカニエ・ウェスト。

ちなみに、”Yeezy”はすでにスニーカーの代名詞。

俺は燃えた。

ヒップホップから俺が去っても、俺の中からヒップホップが消えることは無い。

その名のとおり、ヒップホップは生きていた。

この映像を観て、カニエが足で地面を叩きながらビートを刻んで、必死にラップするところで、俺は泣けてきた。
「こんだけ自分は燃えてるか?」と。

ヒップホップ界ですでに重鎮の中に入るカニエでさえ、こんだけ必死になってる。
ここまで来たのに、もう必死にならなくていいのに。
カニエの熱がじんじんと伝わってきた。
それが僕の涙となった。

かっこよすぎる。
ブサイく過ぎて、そこから一週まわって、かっこよすぎる。
吉本隆明(R.I.P.)の言う「ひとまわり向こうの」かっこよすぎる。

2003年暮れ、ちょうど僕がニューヨークの大学を卒業する直前の頃、カニエ・ウェストの「Jesus Walks」がぐつぐつと唸りを上げるように人気を集めてきた。 そしてついに2004年前半、カニエ・ウェストの超名盤『The College Dropout』がリリース。 もうイントロから“ヒップホップの革命音”だった。 どこの誰が聴いても「他のヒップホップ/ラップの音」とは違っていた。 サンプルをループで起用するところ。 Just Blazeが似たようなことをジェイの『The Blueprint』でもしていたけれど、Just Blazeのそれとは全く違っていた。 しかもこの若さで。 これから“アガる”ことは間違いないと、俺は思った。 (ちなみに、Alicia Keysの”Fallin'”を初めてMTVで見たときも、「彼女は絶対イケる」と、俺は思った(笑)。「俺は」を強調(笑)。)

2004年『The College Dropout』 ー この頃、僕はニューヨークの大学在中で、彼女はオハイオ生まれの子。
2005年『Late Registration』 ー 初めて、カニエのアルバムを対訳させてもらう。
2007年『Graduation』 ー このアルバムの対訳を、天国にいる僕のおばあちゃんに捧げた。 ばあちゃん、ありがとう。
2008年『808 & Heartbreak』 ー カニエの母親が逝去し、この頃のMTV Awardsで「テイラー・スウィフト事件」があって、カニエが落ちるところまで堕ちたと“誰もが”思った頃・・・
2010年『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』 ー このアルバムで、完全復活した。

そして、G.O.O.D. Music, we freshy fresh! Anything else, be testy test!
CAN A YOUNG NIGGA GET MONEY ANY MOOOOOOOORE?!?

ちなみに、上記ビデオの最後2分で、カニエのニューシングル「New God Flow」のヴァースを初披露。
曲自体はまもなくリリース!

Disclaimer: Look, I’m writing about black music on this site. Any time I say or write an “N word”, that would be a quote from ANY BLACK ARITIST. I say “Black” cuz Black artists be PROUD OF THEIR COLOR! Look, I’m not BLACK OR WHITE. Neither. But like Kanye says, “EVERYTHING I’M NOT, MADE ME EVERYTHING I AM!” CHUNK!

-Jun Nishihara
西原 潤
AKA JUNE BUG

djjunebug808 について

"Hold up! King Hov! I'm exactly what the fuck you think!" - Jay-Z
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